垣根帝督「協力しろ」鹿目まどか「ええ…」
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133:名無しNIPPER[saga]
2019/09/18(水) 23:20:23.73 ID:D/5KSD4a0

誉望が感心したように声を上げる。

「病院には心身ともに具合が良くない人が集まりやすい。魔女にとっちゃ格好の漁場ってことか」

そういうこと、とマミは答えた。

続けてマミはまどかとさやかに視線を向けて、

「今回は私じゃなくて彼女たちが結界を見つけてくれたんだけど、寸前で食い止めれて良かったわ」

「いやいや今回はほんとたまたまですよ! 急いでマミさんを呼びに行ってくれたまどかとマミさん、それと、えーと……、」

「垣根帝督だ」

微妙な視線を感じ取った垣根が一言で自己紹介する。

それ以上何か言うつもりはないらしく、そのままさやかに話の続きを促す。

さやかはゴホン、とわざとらしく咳払いをして、

「垣根……さんのおかげですよ! 私はただ待ってただけっスから!」

「そ、そんなことないよさやかちゃん。さやかちゃんが結界に残ってくれたおかげで早く到着することができたんだから……!」

「そうよ美樹さん。もし結界の発見が遅れていたら、鹿目さんが急いで私のもとへ駆けつけてなかったら、そして……、垣根さんたちが間一髪で魔女を吹き飛ばしていなかったら。どれ一つ欠けていても悲惨な結果になっていたはずよ。犠牲を出さずに済んだのは、皆の成果ね」

「誉望は何もしてねえけどな。結局間に合ってすらいねえし」



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