垣根帝督「協力しろ」鹿目まどか「ええ…」
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132:名無しNIPPER[saga]
2019/09/18(水) 23:19:31.42 ID:D/5KSD4a0

「まさかとは思うけど、キミがその犯人って訳じゃないよね?」

「何言ってんのさ、マミさんがそんなことするはずないじゃん!」

食い気味に答えたのはさやかだった。

彼女は先ほど垣根が倒した魔女を指さしながら、

「それはコイツと同じ魔女の仕業! 魔女は人の心に入り込んで、その人を自殺させたり事件を起こしたりするんだって。だから、マミさんはそういう魔女から街を守るために戦っってんの!」

「人の心に入り込む……?」

「そうよ」

誉望の疑問にマミが静かに頷く。

「魔女は弱った人や落ち込んだ人を狙って、感情を操って養分にしているの。大抵の場合、気づいた時には手遅れね。魔女は結界にいて防犯カメラなんかには映らないから、自殺や謎の変死体として処理されることが多いわ」

「ふうん……、第五位の心理掌握(メンタルアウト)と似たようなもんか」

話を聞いていた垣根が呟いた。

「メン……? 何ですか?」

「何でもないさ。続けてくれ」

「? ええと……、で、そういった被害を防ぐために日夜活動しているのが私たち魔法少女って訳。魔女の痕跡を辿りながら、普段は彼らが餌にするあまり元気がない人が集まりそうな場所を重点的にパトロールしているわ」

「なるほど。だから病院な訳だ」



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