127:名無しNIPPER[saga]
2019/09/18(水) 23:15:37.31 ID:D/5KSD4a0
マミがそう言うとさやかは言いかけた言葉を飲み込んで、バツが悪そうに一歩下がった。
マミは服やスカートについた土をはらうと改めて後輩二人の方へ向き直った。
予想外の事が多すぎて彼女自身まだ混乱しているが、何はともあれまず真っ先に言うべきことがある。
「鹿目さん、美樹さん。本当にごめんなさい。せっかく付いてきてくれたのに……、絶対に守るって言ったのに危険な目に合わせちゃって」
そう言って彼女は深々と頭を下げた。
あのままマミがやられていれば、次は彼女たちが魔女に狙われていたはずだ。
魔法少女でもない二人が魔女に太刀打ちできるはずもなく、三人まとめて共倒れになっていた可能性は高い。
「安易な判断だったわ。万が一自分に何かあった時のことを考えていなかった。……先輩失格よ、本当にごめんなさい」
「そ、そんなことしないでください!」
更に深く頭を下げようとするマミを、さやかが慌てて止める。
「これは魔法少女がどういうものかってのを体験する為にわざわざマミさんのお荷物になるのを受け入れてもらってるんだから。感謝こそすれ謝られる理由なんてないですよ」
「そうです! 私もさやかちゃんも危ないのは分かってついて来てるんですし。何かあったってマミさんを恨んだりなんかしません」
彼女たちはそう言うが、自身の不注意で危険な目に遭わせたのは事実だ。
ましてやこの魔法少女体験ツアーはマミから言い出したこと。なら彼女たちの安全を守る責任がマミにはある。
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