垣根帝督「協力しろ」鹿目まどか「ええ…」
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11:名無しNIPPER
2018/05/01(火) 18:12:38.60 ID:NRv/knmj0



「お待たせ。今日はさっき採れたトマトをサラダに、ホウレン草をオムレツに入れてみたんだ」

真っ白なプレートには、半切りにされたプチトマトとレタス、キュウリのサラダ。さっと湯通ししたホウレン草を混ぜ込んだフワフワのオムレツが綺麗に盛り付けられていた。

「うわぁ、おいしそう、いただきまーす!」

「トーストも焼けたよ」

「コーヒーのおかわりお願い」

「うん、了解」

オムレツをナイフで切り分け幸せそうに頬張るまどか。

知久はそんな娘の表情に柔和な笑みを浮かべながら詢子のカップにコーヒーを注ぐ。

「今日も遅くなるのかい?」

「うん。ちょっと最近立て込んでてな。気張り時なんだ」

「あんまり無理はしないようにね」

「うん、サンキュー」

鹿目家は妻詢子が働きに出て、夫知久は専業主夫として家族を支えている。

結婚当初は逆だったらしいが、効率重視の詢子の意見で今の形になったと、まどかは聞いている。






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