70:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 18:11:50.98 ID:A6rjc17z0
「す、すみませんでした……」
ほたるちゃんが頭を下げると、事務員さんは呆れながら手を振りました。
「悪いのは強盗だ、キミとは何も関係が無い。
たとえキミの不幸が遠因だとしても、キミが謝る話ではないだろう」
まさか、本当にコンビニ強盗に遭っていたなんて――。
事務員さんがいなかったら、どうなっていたでしょう。
「はい、あ、ありがとうございます」
「よろしい」
「ネーサンの腕っ節の強さときたら、草薙素子もかくやというメスゴリラだからな」
プロデューサーさんがそう言った瞬間、事務員さんの、アームロック? が決まりました。
「いででででで!!!ごめんごめんごめんもう言いません折れるあいだだだだだ!!!」
「よろしい」
「そ、それで、プロデューサーさん」
「ん?」
事務員さんに解放された右腕を回すプロデューサーさんに、私は問い直します。
「さっきの話ですが……あの」
「あぁ」
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