69:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 18:09:00.47 ID:A6rjc17z0
「さっき、難しいって……?」
「難しいとできないは違うんだよ、美優さん」
先ほどとは違い、どこか得意げにプロデューサーさんは鼻を鳴らします。
「ただいま」
「た、ただいま帰りました」
そこへ、事務員さんが帰ってきました。
どういう訳か、ほたるちゃんも一緒です。
「お帰りネーサン、パルムあった? おっ、ほたるちゃんもお帰り」
「ちょうど、白菊君と出会った所で、コンビニ強盗があってな。少し手こずってしまった」
そう言いながら、事務員さんは首に手を当て、けだるそうにコキコキと鳴らしました。
「だが、それを追い払ったおかげで、店長からこの通り、礼をもらってね。
怪我の功名、と言ったところか」
「無傷じゃねーか」
事務員さんがほたるちゃんと一緒に持ってきたのは、両手いっぱいのコンビニ袋に入ったアイスでした。
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