60:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 17:35:41.13 ID:A6rjc17z0
何を言いたいのか、うまく考えがまとまりません。
ですが――“かも知れない”ばかりを挙げていては、キリが無いのも事実だと思うのです。
「かも知れないとしても……」
思わず、はしっ、と彼女の手を取りました。
「私は、ほたるちゃんをもっと知りたいし、力になりたいんです。
プロデューサーとしてではなく、私個人の気持ちとして」
ほたるちゃんは、すごく驚いています。
「人に好かれる事を恐れていたら、アイドルなんて……!」
――言いかけて、ハッと我に返ると、私は口をつぐみ、手を引っ込めました。
私自身、ロクに大成できていないくせに、何を偉そうに説教しようというのでしょう。
「ごめんなさい……あまりにも、身勝手でした」
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