178:名無しNIPPER[saga]
2018/04/30(月) 01:03:25.01 ID:LS54PsoZ0
「もう一度……」
「えっ?」
「もう一度、その人が何て言って受け取ったか、なるべく正確に教えてもらえますか?」
私の頭の中に、ある種の確信にも似た予感が一つ、浮かんでいました。
「えぇと、確か……
「あぁ〜コレですコレ、間違いない。大きさも包装紙もバシッと同じだよ、いやぁ良かったぁ。
ありがとう、お礼に後でアイスでもサクッと奢るね」みたいな事を……」
――やっぱり。
「ぷっ、あ、アハハハ! り、凜ちゃんモノマネが、へ、ヘンな……!」
「だ、だから! 私が言ったんじゃないってば!」
「微妙に感情込めてるの、ジワジワ来る……く、くひひ……!」
「ありがとうございます」
「あ、えっ……?」
「その人には、心当たりがあります……これは、私がその人に渡しておきますね」
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