14:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 15:11:55.48 ID:A6rjc17z0
腰に手を当てて、うーん、と何か思案した後、トレーナーさんはポンッと手を叩きました。
「白菊さん、ちょっと体が硬いかも知れませんね。
お家でもできる柔軟体操、一緒にやってみましょうかっ。いきなりステップばかりだと疲れちゃいますし」
彼女の疲れ具合を見て、より軽めのメニューに切り替えたようです。
「すみません……」
「いえいえ全然っ! ちゃんと改善できるところがあるのって、良いことなんですよ!
というわけで、ちょっとこっちの方に来てみてください」
そう言って、トレーナーさんはスタジオ奥の壁の方へ、手招きをします。
「こうして……別にどこでも、壁でも良いんですけど、片手をついてですね……」
トレーナーさんが、壁の手すりに手をついた瞬間でした。
「あ、危ないっ!!」
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