宮尾美也「ネコになった日」
1- 20
8:名無しNIPPER[saga]
2018/04/27(金) 03:14:31.25 ID:6FtTvWVno
どれぐらい眠っていたのでしょうか。
まだちょっと眠いですけど、誰かの声が耳に入ってきました。

志保「すみません、本当にありがとうございました」

茜「たまに劇場に連れてきてね!」

むぅ〜。騒がしいですね〜。
まだちょっと眠いです〜。

P「わかってるって。ほら、お前らも早く帰れ」

志保「はい、それでは失礼します」

茜「プロちゃん、バイバイ」

微睡んでいると、いきなり地面ガタガタと揺れて私は目が覚めました。
わ、わ、なんですか?

P「あっ、やっぱ起きちゃったか」

プロデューサーさんが段ボールごと私を持ち上げたようです。
とってもびっくりしました。

P「さっ、帰るぞ。仕事も終わったしな」

おぉ〜。これからプロデューサーさんのおうちに行くのですね。
男の人のおうちに入るのは初めてなので、ちょっとだけドキドキします。

劇場の前にはタクシーが止まっていました。
いつもは電車とバスで来ているプロデューサーさんですが私のためにタクシーを呼んでくれたみたいです。
後部座席に段ボールごと載せられて、おうちまで出発進行です。

P「えーっと、猫の食事……」

プロデューサーさんはタクシーの車内で携帯電話とにらめっこしています。
私は窓の外の景色を見ていました。
もうすっかり夜になっていたんですね〜。
お月様綺麗です。
貴音さんは大丈夫でしょうか?
そんなことを考えながら星を眺めていると、プロデューサーさんのおうちにつきました。
4階建てのマンションのようです。

P「ほら、着いたぞ。うちのマンション、ほんとはペット禁止だから静かにな」

プロデューサーさんはしーってポーズを渡しにしてきました。
はい、わかりました。
いい子にしてますよ〜。

P「隣は空き部屋だし、大丈夫……だよな」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
23Res/37.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice