7:名無しNIPPER
2018/04/24(火) 20:46:21.34 ID:25rQ95o00
きっかけはプロデューサーの大怪我だった。あるスタジオの階段から足を滑らせたのだ。
プロデューサーはしばらく入院することになった。
その現場にいたアイドルが、ほたるちゃんだった。
ほたるちゃんは自分を責めた。
周りがいくら違うと言っても聞く耳を持たず、自分のせいでプロデューサーが怪我をしたと、ふさぎ込んでしまった。
仕事やレッスンも休み、寮の部屋にずっと籠りきり。
その話を聞いて、私はちひろさんに提案した。
「なら、私が一緒に暮らしましょうか?」
私といると、不幸なことも起きづらくなると、ほたるちゃんは以前、一緒にロケに行ったときに語っていた。
だからきっと、私の提案をほたるちゃんは嫌とは言わないだろう。運については本当か気のせいかは分からない。でも一人で居るより誰かと居たほうがいいんじゃないか。
ちひろさんは、すぐには頷かなかった。
根本的な解決にならないと。
けど結局、誰かが傍にいたほうがいいという意見には同意して、納得してくれた。
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