3:名無しNIPPER[sage]
2018/04/19(木) 23:59:32.09 ID:BVDWdTXW0
目が覚めた私は既に明るくなり始めている窓を見て、身体を起こす。窓から外を眺めると見たこともないような景色が広がっていた。
とりあえず東京に到着したらまずは何かを食べてから名刺の住所に向かうことにしよう。
ほどなく色んなバスが停まっているターミナルみたいなところに到着し、皆ぞろぞろと降りていく。私もそれに倣い、降車し手荷物を受け取る。
18年間生きてきて京都から出て東京に来たのは初めてだが、出てきた理由が理由だけにあまり高翌揚感とかは感じない。
むしろ考えないようにしてきた不安とかの方が少しずつ強くなってきているかもしれない。
思いつめると怖くなってくると判断した私はとりあえず何か食べられるような場所はないかと周囲を見渡してみる。
駅付近ではスーツに身を包んだ人達が慌ただしく駅から出てきたり、駅に入っていったりしている。
実家でぬくぬくしながら看板娘として生きてようとしていた私には考えられない世界で生きている人達だ
結局こんな朝早くから食べられそうな店なんてチェーン店ぐらいしか見つからないので諦めてコンビニに立ち寄って軽めの朝食を買うことにした。
駅のそばにあるベンチに腰かけてそそくさと食べることにする。近くを歩くサラリーマン達はそんな私のことなど気にも留めず慌ただしく歩いていく。
腹も膨れたところで住所に記されたプロダクションへと向かうことにしよう。ここからだと電車で向かうのが一番手頃でよさそうだ。
そしてよくテレビとかで見るような通勤ラッシュ、見るのと実際に体感するのでは想像以上だったのをほどなく私は実感することになる。
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