2: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/04/13(金) 03:08:21.37 ID:NDASyQPp0
○
「ちょっと早かったか」
流れる汗や上気した肌は誤魔化せず、それを見て申し訳なさそうにプロデューサーが言う。
「ううん、大丈夫。今からダウンするから」
確かにもう少し練習していくつもりだったけれど、それならそれで、とキリをつけることにした。
「じゃあアイシング用の氷とか、取ってくるよ」
「うん。ありがと」
そうして私は、ぺたぺたが遠ざかっていくのを聞きながら、念入りに柔軟を行った。
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