俺「俺と俺の恋人の髪の色が桃色なのとそれが地毛の理由」
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4:名無しNIPPER[saga]
2018/04/12(木) 18:34:07.16 ID:eZw3wt4L0


一週間が経った。いつもの様に、声に出していれば中二病とも取れる内容を考えながら歩いていた時

俺「・・・・・・光?」

ビルとビルの隙間、路地裏の曲がり角から、赤い光が漏れていた。

炎の赤、と言うより、神々しい、何かが降誕した様な、なんとも言えない光、火事を疑わなかったのはそのせいだろう。

俺はその光に、惹かれた。

光の漏れる路地へ足を進める。角を曲がり光を直視する。

俺「・・・は?」

光の正体は、人だった。正確には人ではないのかもしれない。

俺はその人らしき光と目が合っている。しかし、この人らしい型には見覚えがあった。


一週間前に出会った少女だ。

「・・・・・・」

俺「・・・その、その光は、なんだ?人工の光、なのか?」

ありえない、とは思いつつ、そう問うてみた。問わざるをえなかった。その光はあまりに綺麗だったからだ。

「・・・10円あげるから、助けてくれない?」



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