アスラン「頼りにしているぞ、シン」
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99: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/19(木) 17:45:41.81 ID:k+y3Cfxv0
ステラは、シンの肩に頭をもたせかけ、揺らめく火をぼうっと眺めている。
洞窟の中に聞こえるのは、火がパチパチと弾ける音と、寄せて返す波の音だけ。
安心しきったステラを見て、シンとルナマリアも、心地よい静けさに身を任せた。

どれぐらいの時間そうしていただろうか。
波の音に混じってエンジン音が聞こえ、徐々に近づいてくる。
ステラが不安そうにシンとルナマリアの手を握るようにしたから、シンは大丈夫だと言い聞かせて、洞窟の外へと向かった。

アスラン「なんでこんなところで遭難するんだ?」

シン「すいません、色々あって…」

服を着て洞窟から出てきたルナマリアとステラの手を取ってボートに引き上げ、アスランに事情を説明していると、
上方からかすかに声が聞こえた。崖の上に目をやると、小さな人影が二つ、並び立っていた。

「おおーい!ステラ、どこだぁー!?」

シン「ステラ、あれって…」

ステラ「スティング、アウル…」

アスラン「ここからでは無理だ。一旦基地まで戻って、車を出そう」


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