アスラン「頼りにしているぞ、シン」
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94: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/19(木) 17:34:52.48 ID:k+y3Cfxv0
ルナマリアの質問攻めにほとほと疲れ果て、一旦会話を打ち切って海の方を見やると、崖の突端で、一人の女の子が歌いながら踊っていた。
ステップを踏むたび、やわらかそうな金髪と、軽やかな白と青に彩られたドレスが、ふわりと風にはためく。
波の音に混じって耳に届く歌声は、ディオキアの海のように澄みきって美しかった。

シン「綺麗だな…」

ルナマリア「歌の話?それともあの子が?」

シン「…からかうなよ」

シンはしばし目を閉じ、彼女の歌声に聞き惚れていた。
戦いに明け暮れる世界の中にも、こんなに優しい時間があるのだ。


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