アスラン「頼りにしているぞ、シン」
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5: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/12(木) 00:36:41.37 ID:/n5bZo6G0
甲板に出たシンは、沈んでいく陽を眺めながらぼんやりと考えていた。
怒りで血が上った頭は、レイの言葉と甲板に吹き抜ける涼やかな風が冷やしてくれた。

しかし、どうしても心のどこかでアスランに対する苛立ちが燻ぶっていた。
彼がオーブにいたこと、今更になってザフトに出戻ったこと、そんな彼に指図されること、頭ごなしに否定されて殴られたこと。
理由を挙げればキリがない。

この先自分は上手くやっていけるのだろうかと、大きな溜息をついたのと同時に、背後のドアが開いた。
振り返り、甲板に入ってきた人物をみとめた途端、シンの眉間にシワが寄った。


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