176:名無しNIPPER[sage]
2018/04/24(火) 09:51:18.33 ID:+7Duy6Oh0
そういやルナマリアの尾行無かったな
177: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/26(木) 21:01:48.17 ID:iButzoxC0
時間は、ディオキアでの休暇中、シンとルナマリアがステラという少女に出会った日まで遡る。
その日レイは、デュランダルに招かれ、宿舎内のVIPルームを訪れていた。
レイ「レイ・ザ・バレル、出頭いたしました」
178: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/26(木) 21:04:07.22 ID:iButzoxC0
デュランダル「やあ、レイ。昨日はゆっくり話す時間もなくて、すまなかったね。さあ座ってくれ、なにか飲み物を用意しよう」
レイ「はい、ありがとうございます」
VIP専用の部屋だけあって、室内はエレガントな調度品で整えられている。
179: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/26(木) 21:06:10.95 ID:iButzoxC0
デュランダル「ミネルバの活躍は報告で聞いているが、それだけでは味気ないだろう?レイの口から、色々と聞かせてほしい」
デュランダル「そうだな…例えば、アスラン。彼が加わったことは、ミネルバにとって良い影響を与えてくれただろうか?」
レイ「ええ。不器用な方ではありますが、不器用なりに部下とも向き合って、信頼関係を築いています」
180: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/26(木) 21:08:41.34 ID:iButzoxC0
デュランダル「…オーブの姫君がフリーダムによって攫われたことは、君も聞いているだろう?」
レイ「はい」
デュランダル「その後、彼らに目立った動きはない。このまま大人しくしてくれていれば、それでいいのだがね」
181: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/26(木) 21:10:27.49 ID:iButzoxC0
デュランダル「ふむ、監視…か」
レイ「そして、その役割には自分が適任であると考えます」
シンとルナマリアには任せられない、とレイは思った。能力的な問題ではなく、アスランの監視を続けるうちに、
182: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/26(木) 21:11:43.96 ID:iButzoxC0
セイバーが飛び、キラたちが去ったあと、レイは撮影と録音のための機材を回収し、ここまで乗ってきた小型のジャイロへと向かう。
レイ「…ハァ」
思わず、溜息が漏れた。仲間を監視するという行為には、少なからず罪悪感が伴うものだ。
183: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/26(木) 21:12:59.25 ID:iButzoxC0
地球軍空母"ジョン・ポール・ジョーンズ"とオーブ艦隊は、ダーダネルスでの戦いのあと、
エーゲ海の地球連合軍基地に着艦し、船体とMSの補修に追われていた。
ネオ「うーん、やられたねえ」
184: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/26(木) 21:14:30.39 ID:iButzoxC0
艦内の待機室でスティングとアウルがボードゲームに興じる横で、
ステラはいつものように、ボトルアクアリウムの中を泳ぐ魚を眺めていた。
ステラ「ろどにあ…の…らぼ…」
185: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/26(木) 21:15:53.82 ID:iButzoxC0
ステラ「さっき、ネオのところに行こうとして、話してるのが聞こえて…ザフトがラボにって…」
スティング「なっ…!」
アウル「なんだって!?」
220Res/108.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20