アスラン「頼りにしているぞ、シン」
1- 20
168: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/23(月) 21:26:28.89 ID:NlmXOd7+0
アスラン「キラ、カガリ…俺たちの想いは、きっと同じだ。だが、おまえたちはそれを伝えるために何をした?」

アスラン「戦いをやめろと叫んで、やめなかったときは力で捻じ伏せて…それが本当に、オーブを守ることに繋がるのか?」

カガリ「それは…」

俯くカガリをよそに、キラは真っ直ぐにアスランを見つめ、今までと違う強い口調で言った。

キラ「……それでも僕は、オーブ軍の戦いを放っておくことはできない…カガリが泣くのを、ただ見ているだけなんてできないよ!」

アスラン「キラ…!」

キラ「今みたいになるのを止められなくて、悔やんで…それでも諦めきれずに、カガリは僕の力を必要として…!」

キラ「君はそれを、無駄なことだって、馬鹿なことだって切り捨てるの!?」

アスラン「………」

分かっている。カガリが傷ついていることなど。
だが、戦争を終わらせるための最善の道だと思ってザフトに戻ったんだ。
いつでも手の届く距離で、大事な人を直接守れるなら、それで望む未来が得られるのなら、誰だってそうするだろう。
世界がそんな風に単純であったなら、こんなに苦しまなくてもよかったのに。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
220Res/108.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice