アスラン「頼りにしているぞ、シン」
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103: ◆kiXe9QcYqE[saga]
2018/04/19(木) 17:53:14.00 ID:k+y3Cfxv0
シン「俺はシン。シン・アスカ」

ステラ「シン…?」

シン「うん。…また会えるよ、きっと」

ステラ「シン、また会える…?」

シン「っていうか、会いに行く!約束な!」

ステラ「…やくそく!」

ようやく笑顔を取り戻したステラは、ふと思い出したようにドレスのポケットから薄紅色の綺麗な貝殻を取り出し、それを少年の掌に乗せた。

シン「これ、俺にくれるの?」

ステラ「うん!」

シン「…ありがとう!」

今度は、少年も嬉しそうに笑う。
幸せそうに笑う二人を見て、スティングは形容しがたい気分になった。
自分たちと一緒にいるときでさえ、ステラはこんな風に笑ったりはしないのに。
ふとアウルの方を見やると、面白くなさそうに少年の方を睨んでいたので、肘で小突いて止めさせた。


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