千歌「GANTZ?」穂乃果「もうひとつの物語」
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63: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2018/04/11(水) 01:04:16.36 ID:Oxw6Sm3G0
先に仕掛けたのは ことり だった。
吸血鬼の喉元目がけガンツソードで鋭く突く。
ことりの習得している流派は一つもない。戦い方は全て我流である。
そんな彼女では、基礎からみっちりと鍛え上げてきた剣士相手に同じ武器で勝てるわけが無かった。
初撃を軽々と躱され、脇腹を浅く斬り裂かれる。
痛みに顔を歪ませながらも二撃、三撃と斬りかかるが、全ていなされ体中を切り刻まれる。
辛うじて急所や筋は外しているが、彼女を襲う痛みは想像に難くない。
幹部B「粋がっていたクセにその程度か!」ズバッ!!
ことり「……ぅぅ!!!!」ブシュゥッ!!!
花陽「ことりちゃん!! これ以上斬られると危ない!!!」
ことり「うわああああああ!!!!!」ブンッ!!!
ことりは刀をでたらめに振り下ろす。
そんな攻撃に呆れた吸血鬼は力任せに刀をぶつけ、ことりの手からガンツソードを弾き飛ばした。
ことり「あっ」
幹部B「胴体ががら空きだぜ」ビュン!!!!
花陽「ことりちゃん!!!!!」
―――ガキンッ!!
幹部B「はあぁ!!!?」
花陽「う、うそ!?」
ことり「……ふふ」ニタッ
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