千歌「GANTZ?」穂乃果「もうひとつの物語」
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59: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2018/04/11(水) 00:57:57.46 ID:Oxw6Sm3G0
幹部A「ほら、避けなきゃ死ぬぜ!」



真姫の首筋へ刀を振り抜く。
スーツの防御機能により宣言通りに死ぬことは無かったが、真姫の精神力を削るには充分の手応えを感じた。

ダメ押しにハンドガンの残弾を真姫の体に全て撃ち込む。



幹部A「ハチの巣にしてやるよ!!!」バンバンバンッ!!

真姫「ぐ、ぐあぁ!?」グラッ



体勢を大きく崩し、背中を向ける。
スーツを一瞬で無力化できる顎と耳下にある四つのレンズを壊すには絶好の機会。



幹部A「あばよ!!!!」

真姫「………ッ」



―――バンッ!!!



銃声が鳴り響く。
吸血鬼の左胸には真っ赤な小さな穴が空く。

急所を撃ち抜かれ、崩れるように倒れた。
振り返った真姫の手にはハンドガンが握られていた。



幹部A「んな……に…?」ガクンッ

真姫「――上着で射線を隠す作戦は成功だったわね」

幹部A「何故、何故お前が……銃を持って、いる!?」

真姫「ああ、これのこと? ここに来る前にあなたの部下と遭遇してね。そいつから拝借したってわけ」

幹部A「Xガン以外の武器は……想定外だった、な……」

真姫「見ないで狙ったけど、まさか急所に当たるとはね。流石は私って感じね」

幹部A「スーツさえ……スーツさえ壊せればッッ!!」

真姫「吸血鬼も頭を撃ち抜けば大丈夫よね」カチャッ

幹部A「クソッ、があぁ!!」




―――バンッ!!!




幹部A「」ドサッ

真姫「……ッあ、ふぅ……危なかった。あれ以上攻撃を受ければ壊れていたわね」

真姫「さてと、このライフル貰っていくわ」

真姫「この真姫ちゃんが援護してあげるわ、にこちゃん」カチャッ



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