周子「昨日のあたしが知らない場所を」
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74: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/04/15(日) 12:11:12.06 ID:CS+tPRVL0
「自社でやる余裕があればいいんだけれどな。残念ながら今日の会場は貸し会議室だ。えっと」


男の人が言葉に詰まる。

原因は分かっている。

あたしは精一杯の笑顔で応える。


「どーも。あたし、シューコね。……もとい、塩見周子です」


お辞儀を1つ。


「詐欺とか、新手の変な勧誘かとかなり迷ったよ。調べたら書類審査の受付はとうに終わってるし、直接の持ち込みとか面接には応じられない! って書いてあったし」


それでも、と小さく息を吸い込む。

男の人はばつが悪そうな笑みを浮かべてあたしの話を聞いてくれている。


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