20: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2018/04/09(月) 00:13:40.84 ID:BEFLqt5g0
疲れていながらも、彼の声は落ち着いていた。それに対して、私は巡り合わせのような、ご都合主義のようなこの状況で、心臓がバクバクしていた。だって、さっきまで思っていた人から電話がかかってくるなんて思っても見なかったことだし。
「で、でPさんは何の用っスか?」
『ああ、たいしたことじゃあないんだけど』
そこで彼は、一息吐いて、私の耳元で言葉を紡ぐ。
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