1:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:38:43.75 ID:nLolHde40
僕「痛い・・・痛いよぉ・・・」グスッヒッグ
女「僕、また虐められたの?」
僕「・・・ぅるさい」グスッヒッグ
女「情けないわねぇ・・・うわ!肋骨まで青黒くなってる・・・僕、あんたが言い返さないと、何も変わらないのよ?」
僕「・・・だって」
女「だってじゃない!」
僕「!?」ビクッ
女「言い返さなきゃだめ!先生にでもチクっちゃえばいい!」
僕「・・・」
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2:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:39:41.35 ID:nLolHde40
いじめっ子「なぁ僕ぅ、さっきお前に壊された鉛筆削り、あれ1000円するんだよ。弁償しろよぉ。明日、1000円持ってこいよ・・・・・・・な?」ギロ
僕「(鉛筆削りが1000円もする訳ない・・・)」
3:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:40:41.45 ID:nLolHde40
女「スッキリした顔してるじゃん、僕」
僕「・・・言えたよ。僕、言い返せたんだ」
4:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:41:12.37 ID:nLolHde40
僕にとって、女は尊敬に値する存在で、太陽のように僕を照らしてくれて、それと同時に、この人とともに歳をとりたい、人生を一緒に歩みたい、そう思える存在だった。
5:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:41:46.92 ID:nLolHde40
僕「ここかな・・・」ガラ
そこには、1人の男と1人の少女がいた。
6:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:42:17.26 ID:nLolHde40
男「今から言うことは、信じられないかもしれないが、信じろ。何を言おうが鵜呑みにしろ。いいね?」
男「この世界には、魔術がある」
7:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:43:07.67 ID:nLolHde40
僕「・・・」
男「たまに、デジャブのような事はないかな?」
8:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:43:40.82 ID:nLolHde40
男「そうか・・・もう普通の人生を歩めなくなるが、いいかい?」
僕「関係ない・・・僕にとって女は、生きる意味だった」
9:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:44:48.95 ID:nLolHde40
僕「・・・」ガラ
10:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:45:26.89 ID:nLolHde40
それから、僕は旅に出た。“眼帯の魔術師”を探して。
11:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:46:04.83 ID:nLolHde40
眼帯「あの女は強かったなァァ。まさしく女帝にふさわしい強さだ。俺には負けたけどなァァ」ニャァァァァァ
12:名無しNIPPER[saga]
2018/04/05(木) 13:46:32.65 ID:nLolHde40
僕「・・・」
13:名無しNIPPER[sage]
2018/04/08(日) 14:20:53.94 ID:rT6BfRK3O
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