7: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2018/04/02(月) 01:04:38.83 ID:2dkh2G9M0
千歌「……それで今日は何しようか?」
ダイヤ「……貴女から誘ったのに、決めてないのですか」
千歌「いやだって、今日あったかいなーダイヤさんとお出かけしたいなーって思ってメールして、すぐ来たもん」
ダイヤ「まあ、確かに何かするなら沼津に出てしまう方がいいけれど……」
千歌「むしろ、沼津行かなかったら選択肢ほぼピクニックしかないし!」
ダイヤ「……しかないは言いすぎですが。と言うか、ピクニックでもよかったのでは?」
千歌「んー……仕込みが、ね」
──仕込み。お弁当のことですわね。
最近は料理に目覚めたのか、お弁当も随分凝ったものを作るようになってきていて、即席速攻で完成させたお弁当じゃ本人が納得しないようです。
わたくしとしては、千歌さんの作ってくれるお弁当は、手軽に作ったサンドイッチでも、わたくしの舌に合う様に一工夫も二工夫も凝らしてくれているので、それでも全然嬉しいのですが……。
ただ、こういうことを口にするのは少しデリカシーに掛ける気がしたので、
ダイヤ「言ってくれればたまにはわたくしが用意しましたのに」
折衷案でわたくしが作る、という可能性を提示する。
千歌「ダイヤさんこそ、料理出来るけど、作ると時間掛かるタイプじゃん」
ダイヤ「む……ま、まあ、それは否めませんが……」
即封殺されてしまいました。
別に料理は嫌いではないし……むしろ、好きなのですが、少し凝り性なところがあるせいか、作ることに熱中して時間を忘れてしまうのよね。
16Res/12.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20