10: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2018/04/02(月) 01:06:13.35 ID:2dkh2G9M0
ダイヤ「……また騒ぎ出さないように、しばらくこのまま見張っておきますわ」
千歌「えぇ!?///」
ダイヤ「……大人しくしてて、ね?」
千歌「ぅ……///」
千歌さんは俯いて、もにょもにょと何か言いたそうにしながらも、最終的に諦めたのか、わたくしの腕の中で大人しくなった。
ふふ、年下彼女をあやすのは得意なのよ。だって、わたくし15年も姉として生きてきたのですから。
……あ、でも、千歌さんは16年間妹をやっているから……わたくしの姉暦よりも先輩になるのかしら?
などと、変なことを考えていると──
千歌「あ、あの、さ……///」
ダイヤ「?」
千歌さんが少しだけ顔を後ろに向けて、目の端でわたくしを捉えている。
ダイヤ「どうかしたの?」
千歌「いや、えっと……/// あ、あったかいね……///」
ダイヤ「? ええ、そうね。車内は風がないから日向ぼっこが出来そうなくらい」
千歌「ぅ、ぅんー こ、こんなにぽかぽかだと、ね、ねむくなっちゃうかもね?」
──噫、なるほど。
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