「それでは、勇者の面接を始めます」
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98: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/04/22(日) 10:49:04.41 ID:AjSdyyFV0

行政官「やる気のない方を、勇者に認定したところで何になるというのです」

大司教「一概に、そうとは言えんかもしれんぞ」

行政官「やる気ありました?」

剣聖「いや、なかったな」

大司教「全く。お主らは、儂以上に節穴じゃのう」

行政官「その冗談は、気まずくなるのでやめてもらえませんか……?」

大司教「ふぉふぉっふぉ、こんなもの笑い飛ばしてナンボよ」

剣聖「俺も、腕が鳴るぜ」

行政官「いや、話の流れぶった切って何を言い出すんですか?変なところで張り合わないでください」

剣聖「……なんか、俺に対して厳しくないか」

大司教「まあ、お互い腹を割って話せるようになったということじゃろうて」

行政官「話を戻してもらっていいですか?」

大司教「そうじゃったそうじゃった。あやつのやる気の話じゃったな」

大司教「それこそ、この面接に来た理由じゃよ。あやつは何をしにここに来た?」

行政官「それは、彼自身が言っていたではありませんか。『勇者に値しない』という免罪符が欲しかったからでしょう」

大司教「まあ、そう言っておったがな。しかし、本当に勇者になりたくないのなら領主の仕事同様に放ってしまえばよかったのではないか?」

大司教「面接の日時を一方的にキャンセルしてしまえば、まず間違いなく勇者には選ばれんじゃろうて」

行政官「確かに……そうですね。根が真面目ということでしょうか」

大司教「あれだけ怠惰を享受しておいてか?真面目な奴ほど、時間を怠惰に過ごすことに危機感を募らせるぞ」

剣聖「まあ堕落しきった男が真面目なわけはないな」

行政官「では、そうですね。『懺悔』しに来たなんてのはどうですか?」


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