千早「賽は、投げられた」
1- 20
78:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 17:37:02.44 ID:+0zrf0Mn0


私の手を包む温もりは、もう添えられるだけで、殆ど力は籠っていなかった。


「社長、昔は腕利きのプロデューサーだったんだね」

「いつもの姿からは全然想像できなかったわ」

「社長にも、プロデューサーさんみたいに走り回ってた時期があるのかな」

「あったのでしょうね。がむしゃらに走り続けた日々が」


少し世代がずれていて、抜けているところがあって。

それでも、みんながこの事務所に居るのは、間違いなく社長のお陰で。

どうなっても、社長がいれば何とかなるでしょう。

そう思わせてくれる、信頼感があった。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
640Res/352.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice