千早「賽は、投げられた」
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567:名無しNIPPER[saga]
2019/06/07(金) 05:25:45.06 ID:oJPKOcJt0

全てを投げ捨てようとした千早ちゃんに。

私は夢の中で、思わず声をかけていました。


「それは勿体ないよ」


いつかの私も、こんな風に見えていたのかな。

そっと千早ちゃんの右手を握ると。

微かに強ばるのが分かりました。


「もうちょっと頑張ってみよう?」

「無理よ。もう、さいころを振る気力もないわ」



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