千早「賽は、投げられた」
1- 20
470:名無しNIPPER[saga]
2018/05/31(木) 01:20:53.69 ID:D6l+5lRj0

「歌詞、書けたんだって?」


レッスン場に向かう前、事務所に立ち寄るとやや不安そうな面持ちのプロデューサーがいた。


「ご心配をおかけしてすみません、ですがお陰様で、納得のいくものが書けました」

「それはよかった、けど……本番、大丈夫だよな?」


プロデューサーがカレンダーに目をやる。

ライブの日までは、もうあまり長くはない。


「大丈夫、だと思います」

「お、思います?」

「今からレッスン場で、初めて通しで歌うんです」


私の答えに、プロデューサーの表情がみるみる暗くなる。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
640Res/352.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice