千早「賽は、投げられた」
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451:名無しNIPPER[saga]
2018/04/25(水) 18:03:44.26 ID:H5ZWumHa0

「っとと、あまり引き止めちゃうと折角まとまってきた考えが飛んじゃうかもね」

「それはダメなの! 千早さん、また事務所でね!」

「またね、二人とも」


手を振り、二人の後姿を見送る。

並んで仲良く歩いて行く姿に、いつかの自分とあの子を重ねる。


あの子がどんなに辛くても。

何を抱えていたとしても。

何を隠していたとしても。


あの時、二人で手を取り合って笑っていたのは。

隣り合って、背中を合わせて温もりを感じていたのは。

その時のココロは、決して嘘なんかではなくて。


あの子が願っていたこと、夢見たことは。

決して虚像などではなくて。


私が書くべきは、その肯定なのだ。


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