423:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 16:45:10.39 ID:90dRlIqZ0
「私は、詞をうまく書けるわけではありません」
これまで筆をとったことは殆どない。
こんな素晴らしい歌に、そんな拙い詞を付けていいかも分からない。
けれど、これが一番の方法だと思ったから。
私の気持ちを届ける方法。
私の想いを、私の言葉で、私の歌で、全ての人に。
それが、春香が望んでいたことに、最も近づけると思った。
それが、春香との指切りに、最も近づけると思った。
「ご納得頂けるまで、何度でも書き直します」
「少しでも良くするために、どんな努力も惜しみません」
「だから……だから、お願いします!」
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