416:名無しNIPPER[saga]
2018/04/17(火) 16:36:54.05 ID:90dRlIqZ0
"ずっと待っていた"。
今、なんて?
思わず、自分の耳を疑った。
聞き違いか何かだろうか。
隣に立つ、プロデューサーの顔を見る。
プロデューサーは笑って、前へ向き直るよう促した。
目の前に立つ人は、尚も言葉を続ける。
"如月千早のための歌を、贈るために"。
優しい笑顔で右手が差し出された。
一枚の、白いCD-ROM。
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