千早「賽は、投げられた」
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381:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:33:46.83 ID:Zo4S+Uss0

ぽたり。


「あ」


雫が落ちた。

それは確かに、私の目から零れた。


「あ、れ……」


止まらない。

落ちた雫が、手の甲に当たる。


「おかしい、です」

「何がだ?」

「止まらない、んです。涙」


別に悲しいわけじゃないのに。

痛いわけでもないのに。


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