千早「賽は、投げられた」
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25:名無しNIPPER[saga]
2018/03/28(水) 16:56:33.52 ID:+0zrf0Mn0


「あ……」


力と共に右手に込められた、期待と不安は、行き場を失って戸惑って。

ころころと転がり、意に背く数字が表れるのを、私はただ眺めるしかなかった。


「1マス、進む」


心のどこかで、私は思っていた。

心のどこかで、私は分かっていた。


やはり今回も、私は幸せへは届かないのだ、と。





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