116:名無しNIPPER[saga]
2018/03/29(木) 21:36:04.31 ID:nKI6vhSl0
「如月君、よくやってくれた」
「本当よ。あんなに難しい状況で……すごいわ」
社長と音無さんも、私のことを優しく褒めてくれた。
大人から褒められるのは嬉しいことなのだということを、久しぶりに思い出した。
昔は、いっぱい褒めてもらった。
その度に、桜が満開になるように嬉しかった。
――千早。
――お姉ちゃん。
私を呼ぶ声を思い出す。
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