【ミリマス】偶然の出会い、懐かしい調べ、それとレトロなゲームハード
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◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2018/03/27(火) 19:26:34.63 ID:vftKukhh0
「それで歌織さんは?」
「私!? 私は、えぇっと――」
オロオロと慌てふためいてしまう歌織。
その脳裏では彼女の意思決定を司る三人のプチ歌織が円卓を囲んで決を採る。
「かおり、たんさんじゅーすがのみたいな! コーラっ!」と好奇心の歌織が口を開けば。
「ジュースなんてダメっ、子どもっぽい。……大人だもの。ここはブラックコーヒー一択よ!」なんて自立心の歌織が異を唱え。
「でもブラックなんて飲めないじゃない。ここは間をとって紅茶にしましょう?
ミルクティーなら甘いし上品で美味しいわ♪」そう母性の歌織が三人の意見をまとめ上げる。
結果、歌織は静香にこう頼んだ。
「私は――炭酸コーヒーのミルクティーを」
「分かりました。歌織さんは炭酸コーヒー……えっ!? たっ、炭酸コーヒー!?」
当然、静香によってこの奇っ怪な注文は訊き返されることになったのだが。
「凄い! ……歌織さん、本気?」
膝枕の上から飛び起きて、杏奈が驚きの声を上げる。……そう! 歌織の口走った炭酸コーヒーのミルクティー。
それは飲料メーカーご乱心シリーズとして販売されているゲテモノ味の商品で、
一口飲めばパチパチ弾ける炭酸と、コーヒーの苦みに混ざって
甘ーいミルクティーの喉越しが喉を締め付ける凶悪さで世間に知られるシロモノだ。
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