伊織「『百年たってもやよいおり』? ……何よこれ」
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9:名無しNIPPER[saga]
2018/03/25(日) 22:23:46.13 ID:JKum/CnfO

やがて彼女の目に留まったのは、ページの一番下にちょこんと記載された、おそらくその店で一番安価な料理。

出で立ちからして本物の気品さを漂わせる今の伊織には似つかわしと思えないその料理が、彼女の琴線に触れた。


理由は分かっていた。

こう言ったら申し訳ないけれど、その料理は思い出させるから。

自分にとって一番の親友で一番のライバル、いつでも太陽みたいに元気に笑っていた、あの子の笑顔を。



「…………それじゃ、もやし炒め定食をいただけるかしら」




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