伊織「『百年たってもやよいおり』? ……何よこれ」
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3:名無しNIPPER
2018/03/25(日) 22:07:19.15 ID:JKum/CnfO

さて、まずはどうしようか。どこかで少し暇を潰そうか。

思案しながら視線を向けた先に、空港の施設案内板が見えた。

その看板の「レストラン街」という文字に、彼女の脳はすかさず反応する。

ぐぅ。

彼女のお腹が鳴らした情けない音は、ざわついたロビーでは誰の耳にも入るはずがないのだが、条件反射的に周りを見回してしまう。

「…………はぁ。何やってんのかしら私」

どうせ時間はあるし、見て回るくらいならいいか。

そう自分に言い聞かせて、彼女はキャリーバッグを引きずり歩きはじめた。




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