4: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/03/24(土) 19:24:23.90 ID:r6NSwZgCO
〜翌朝〜
美穂「頑張ってね卯月ちゃん」
響子「せっかく二人きりになれるチャンスなんですから、思い切り甘えて良いんですよ」
P「おーい、車が来たぞー」
美穂「はーい、今行きますねー」
響子「それじゃあ、後は若い二人にまかせて」
美穂「お邪魔虫は退散しましょうか」
卯月「あ、あの…二人ともありがとうございます」
美穂「いいんだよ、頑張ってね」
P「なんだあいつら、ニヤニヤしながら手を振って行っちまいやがった」
卯月「あ、あの…プロデューサーさん。それじゃあ…この辺りをぶらぶら歩いてみませんか」
P「ああ、そうだな。どこか適当に見てくるか」
テクテクテク…
P「へぇ、こっちに来てからホテルとロケ地しか見てなかったけどこういった町並みも古くて風情があるよな」
卯月「そ、そうですね」
P「日本にいるときはビルに囲まれて生活してるから、たまにこういうのどかな景色の中に来ると新鮮な気持ちになるよな」
卯月「そ、そうですね」
P「ほら、けっこう歩いたな。泊まってるホテルがあんなに小さく見えてるぞ」
卯月「そ、そうですね」
P「?、どうしたんだ卯月、さっきから上の空で。疲れてるのか」
卯月「あっいえ…そうじゃないんですけど、」
P「ならいいんだけれ」
卯月「あ、あのプロデューサーさんっ」
P「おおっ、なんだ。いきなり」
卯月「あっ、あの…私と…手を繋いでもらえませんか?」
P「手を…ああ、別にいいけど」
卯月「良かったぁ…」
ぎゅっ
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