アナスタシア&一ノ瀬志希「はるのうた」
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130: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/04/01(日) 02:41:11.58 ID:Q/ZSCgdu0

『のっけから壮大な話だねーガール』
『だって気になっちゃったんセボーン。あ、みんな寒いよね? ごめんねーすぐあっためるから』
『星とゆーのはだね、あたし達が浴びる太陽と同じように、宇宙のあっちこっちに散らばる恒星なのだよ』

『恒星はずっとずーっと、気が遠くなるくらい向こうでぴかぴか光ってて、その何十何百年も前の光がようやっと地球に届いてるのだ。
 つまり光の時間旅行の結果なわけさ。人類は、星が放つ遠い過去の姿を見ているのだねー』

『え〜〜〜〜っ、そんなの寂しいよお! それに、お天気が悪かったらすぐに見えなくなっちゃうしー!』

 びくん、とアナスタシアの肩が跳ねる。
 雪はまだ降り続けている。


『そんなキミに朗報! プロフェッサー一ノ瀬は、星をすぐ近くまで呼び出す一大実験を計画中なのだ!』
『ええっ!? でもお高いんでしょう!?』
『いえいえ奥さん、これがそうでもないんですよぉ!』

 おい番組変わってるぞ。


『今から、それを実践してみせましょう! テレビの前の皆さんもご注目〜っ!!』



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