148:名無しNIPPER[sage]
2018/03/26(月) 16:01:25.53 ID:KXt9QeCh0
羽黒「あっ.....司令官さんありがとうございます.....。あったかいです」
羽黒「.....じゃあ、お隣失礼します」
羽黒「.......」
羽黒「.......司令官さんは、星空に興味はありますか?.....星を眺める時間より、パソコンを見つめる時間が多い。.....ふふ、司令官さんらしい答えですね」
羽黒「......じゃあ、こうして星空を眺めてみて、どう思いましたか?.....きれいですか。私もです」
羽黒「今日は、月も雲もないですし、絶好の観測日和ですね」
羽黒「......」
羽黒「声澄みて、北斗にひびく、砧かな.....。松尾芭蕉の俳句です。......意味、ですか?......冬の夜空は空気が澄んでいて、よく音が響きますね?」
羽黒「きぬた......。漢字はですね、石に占うと書きます。読みにくいですけど、そう読みます」
羽黒「そしてその砧は、服のしわを伸ばす為に使われた、今で言う、アイロンのような物でした」
羽黒「これは、洗濯を終えた服を、木の棒などで叩いてしわを伸ばして使う、原始的な民具です」
羽黒「その音が、夜空に輝く北斗七星にまで響くのを想像した俳句です」
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