78:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:46:35.54 ID:EAF0Yir90
「率直にお伺いします。
高野さん、あなたは呪いのビデオについて何か心当たりはありますか?」
カイトが呪いのビデオ訪ねた瞬間、高野舞の顔は真っ青になった。
この反応を見た右京たちは彼女が呪いのビデオに関して、
何か重大な秘密を知っていると確信した。
「実は我々も『呪いのビデオ』を見てしまったのですよ…」
「俺たちのタイムリミットはあと3日しかありません。話してもらえませんか。」
「正直に申し上げます…私は…呪いのビデオは見ていません。
けど…その所為で私の恩師である高山竜司が死んだのは存じています。
私から言えるのはそれだけです…」
「いや…嘘だ!さっきの反応…あなたは間違いなく何かを知っているはずだ!」
「…」
カイトから激しく追求されたが舞はそれっきり黙秘した。
恐らく当時のことを口にしたくないのだろう。
さすがに令状も取れていない捜査なので強硬手段も出来ないが、
このままでは埓が明かないと踏んだ右京は彼女にある揺さぶりを仕掛けてみた。
「そういえばこの大学にはそのお亡くなりになった
高山竜司さんのご子息である浅川陽一さんが在学中だと聞いているのですが…」
「まさか…あなたたち…また陽一くんを使って…
帰ってください!もうお話することなんかありません!!」
陽一を引き合いに出されたことでさらに右京たちを拒む舞。
だがそんな時だ。
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