77:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 01:45:20.88 ID:EAF0Yir90
8月30日 AM10:00
ここは城南大学。都内でも有数の進学校と噂されている大学だ。
この学校は近年文化系に取り組んでいて
演劇部などはその本格的な舞台を披露させていることから世間ではかなり注目されている。
その大学の一室にある高野舞のオフィス。
右京とカイトは15年前高山竜司の教え子であり、
浅川玲子と高山竜司の一人息子である『浅川陽一』を引き取った高野舞を尋ねていた。
現在、彼女は若いながらもこの大学の教授職を勤めている。
そんな彼女のオフィスに招かれた右京たちだがその部屋に右京はある疑問を抱いた。
「あの…警察の方がお話って一体…」
「その前にちょっと気になる事が、
大学教授の方なのにこの室内にはTVは勿論PCすら置いてない…
いえ、鏡面的な物がほとんど置いてないのはちょっと不思議に思いましてね。」
「あの…まさかそんなことを尋ねに来たんですか?」
「すみませんねぇ。細かいことが気になるのが僕の悪い癖でして…」
確かにこの部屋にはそんな鏡面的な類は置かれていない。
それを普段から細かいことを気にする右京が指摘するのも当然だが…
しかしこれは本題ではない。
そんな右京を尻目にカイトが今回高野舞を尋ねた本題に入った。
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