170:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 09:21:55.58 ID:EAF0Yir90
「それなら僕も同行しますよ。」
「神戸くん…ですが…
現在キミは警察庁の人間ですよ。それが僕たちと同行していいのですか?」
「お言葉ですがこの件に関わった以上、
このまま引き下がるつもりはありません。
それにお忘れかもしれませんが僕だって元特命係です。同行させてください。」
「わかりました。キミはこういう時になると意外と頑固ですからねぇ。」
それから神戸の運転するGT-Rに乗り込む右京とカイト。
「車の運転は僕に任せてください。
杉下さんのフィガロよりも僕のGT-Rの方がスピード出ますからね。
けどその代わりスピード違反とかうるさい事は言わないでくださいよ!」
「ええ、キミの運転の荒っぽさはよく知ってますから。」
アクセルを全開にして激しいエンジン音を鳴らしながら
神戸のGT-Rは一路かつての伊豆パシフィックランドの跡地を目指した。
その場所こそかつての山村貞子が命を落とした地でもあり
そして現在もその怨念渦巻く忌まわしき因縁ある地でもあった。
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