16:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 00:35:06.12 ID:EAF0Yir90
8月26日 AM11:30
ここは被害者の吉野と小宮が勤めているTV局。
亡くなった二人の同僚から二人の近況を聞き込みしようとしたのだが…
「あ、また特命係!」
「まったく神出鬼没ですな警部殿…」
既に一課の伊丹たちが同僚の聞き込みを行っていた。
ちなみに彼らが聞き込みを行っているのは吉野たちと同じ部署に所属する早津という男。
しかし早津は伊丹たちの事情聴取に対してあまりにも尋常ではない怯え方をしていた。
「吉野さんと小宮さんの死について
何か心当たりはないか同僚のあなたにお伺いしたいのですが…」
「…」
「無駄ですよ警部殿。俺たちが聞いてもずっとこの黙りが続いてますから…」
そんな怯える早津に伊丹たちの事情聴取はあまり捗ってはいなかった。
しかしその様子は昨日吉野の死を知った小宮と同じ怯え方だ。
あの時、目の前で小宮に死なれたカイトは彼が同様の怯え方をしていると確信した。
だがそれが何を意味するのか?
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