119:名無しNIPPER[saga]
2018/03/21(水) 07:25:17.08 ID:EAF0Yir90
「それにしてもこの記事の内容酷過ぎですよね。
山村志津子に対する批判や中傷が酷過ぎますよ。
そりゃ死人が出たからしょうがないにしてもちょっと一方的じゃないですか?」
「おや、キミもそう思いましたか。
僕もそこに違和感があって、そのことについてこれから調べようと思うんですよ。」
「調べるたってどうすんですか?
この記事が書かれたのはもう57年も昔の事なんですよ。
書いた記者はとっくに死んでいるか…生きていたとしても定年になってますから。」
既に57年前の事件だ。
今の帝都新聞に当時の関係者などいるはずもない。
それに自分たちにはその伝手もないと思えたのだが…
「実は…帝都新聞には一人友人がいましてね。
まぁ現在は既に帝都新聞を辞めてフリーのジャーナリストですが…
これからお話を伺いに行きますよ。」
「帝都新聞に友人ねぇ、随分と都合がいいですね。」
「それとこれから行く場所は
キミも強ち無関係というわけじゃありませんよ。
ある意味、キミの先輩に当る人もいますから…」
こうして二人は右京の言う帝都新聞の友人に会いに車で向かう事になった。
しかし…そんな右京とカイトを尾行する一台の車が後ろにいた。
―「行ったか。」
―「ヤツら何処に向かう気だ?」
―「着いたようですよ、けどこのマンションは…」
―「間違いない、このマンションは…かつて杉下右京の相棒だった亀山薫のマンションだ!」
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