69:1[saga]
2018/03/25(日) 13:01:08.74 ID:CE9RRJAi0
第二部 後編
58.梓side
鳴り止まない拍手。なんと言っているのか分からない物凄い量の歓声。
私と唯先輩は、圧倒されて並んで立ち尽くしていた。
「れ、礼……しましょうか?」
「うん……そだね」
ロボットみたいにお辞儀をすると、また拍手が大きくなった。
唯先輩は息を切らし、客席の方を眺めていた。
「私たち……すごかったよね」
なんですかそれ、私は思わず吹き出すと、唯先輩に向かった。
「ほら、有馬さん見てますよ」
「え、どこどこ?」
私が指差すと、唯先輩は大きく手を振る。有馬さんは驚いているようだった。
2人ぼっちのステージで、私たちはとてつもない達成感に襲われていた。
こうして文化祭は幕を閉じたのだった。
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