「ある日魔法が使えるようになりまして」
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6:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 17:39:58.92 ID:iPjSZGpn0
「では何故そんな八方塞がりに近い状況でこんな語りをしてるかと言いますと─」

「おいコラ、いつまで無視してんだ。誰に語りかけてんだよ」

「いやはや、先にある程度世界観の説明をしないと…」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 17:40:39.60 ID:iPjSZGpn0
「生活便利書/グリモワール」


8:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 17:51:37.18 ID:iPjSZGpn0
「機嫌なおしてくださいよ。ちゃんとさっきとは別に理由はありますから」

「…理由しだい」

「あなたは頭がいっぱいいっぱいで気づかなかったのでしょうが、翻訳魔法が翻訳しきれていなかったのでまず何言ってるのかがさっきまで分からなかったんですよ」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 17:57:20.45 ID:iPjSZGpn0
「なるほど、確かに見た感じ世界観そのものがこの部屋からすでに違う」

「さしずめ私から見ればあなたは古き良きレトロファンタジーの世界の住人に見えます」

「レトロとはなんだレトロとは!これは城下の魔術師では流行りの恰好なんだぞ」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 18:05:58.46 ID:iPjSZGpn0
「お前の周りに散らばってる本がどれも私が持っている『黒の禁書(グリモワール)』と似ているのでな」

「この魔法を書き留めたノートの事ですか。それにしてもぐりもわーる?とは」

「私の国では邪神が復活した時に1000年1度選ばれた勇者のみが使えるとされた、それはそれは強力な魔導書のことだ」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 18:13:04.79 ID:iPjSZGpn0
ゴソゴソ

「これだ。…翻訳魔法?のお陰で今まで読めなかったタイトルが読めるようになってるな…」

「あっ」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 18:21:20.27 ID:iPjSZGpn0
「内容は私が初めに使ったのと同じで、日常生活を非常に便利にしてくれる魔法を書き記したノートですね」

「……」

「なぜかあなたの世界では黒の禁書(グリモワール)と3ステップもランクアップしてますが」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 18:34:07.55 ID:iPjSZGpn0
「あっ、大事なことを忘れていました」

「こっちはそれどころじゃ…」

「まだお互いに自己紹介してませんでしたよね。しましょう」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 18:40:35.35 ID:iPjSZGpn0
「もうやめやめ。これ以上するとメタネタのジレンマに陥るは」

「そうですね。ではさっそく」

「おう」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 18:48:36.45 ID:iPjSZGpn0
「では質問です。あの四角い板はなに?」

「テレビ」

「どんなもの?」
以下略 AAS



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